「ルビーレーザーって保険が効くんだ!」
同じ皮膚科で、同じQスイッチルビーレーザーを2回受けた私。
…ところが、1回目は保険診療(後天性太田母斑:ADM)で約3万円(初診料・抗生剤など込み)、2回目は自由診療(シミ取り)で10万超え!
施術内容は全く同じなのに、価格が全く違って衝撃(震え)を受けました。
この記事では、偶然にもルビーレーザーの保険診療と自由診療を両方受けた私が、違い・経緯・費用を、実体験を交えて正直にお伝えします。
これから施術を受ける方の参考になれば嬉しいです!
Qスイッチルビーレーザーとは?
ざっくりお話しすると、Qスイッチルビーレーザーは、メラニンへの吸収度が最も高いレーザーと言われ、シミやアザ治療に特に効果的で、皮膚科や美容医療で広く使用されています。
医師の診察により、ルビーレーザーが保険診療と自由診療の両方で使用される例
- 太田母斑(後天性も含む)
- 老人性色素斑
- 雀卵斑(そばかす)
- 青アザ(異所性蒙古斑)
- 茶アザ(扁平母斑)
- いれずみ など
保険適用と自由診療の違い、経緯、費用
私は、1回目(保険診療)も2回目(自由診療)も同じ一般皮膚科さんで受けました。
しかし、何が違ったのか?以下に詳しくまとめます。
1回目:保険適用で受けたケース(太田母斑)
「後発性太田母斑(ADM)」と診断された経緯
昔からあった「そばかす」。美白化粧品や内服でも一向に改善せず、なんとかしたくて皮膚科を受診しました。
初診は必ず医師の診察が必要。診察の結果「後発性太田母斑(ADM)」と診断されました。
※ADMは真皮部分にメラニン色素が沈着してできる深いアザ。メラニンが深いほど灰色や青っぽく見えるそうです。
先生も開口一番・・・

「青いね。これはADMだよ。ルビーレーザーしか治療できないから。化粧品で頑張っても無理!」
とバッサリ(笑)。

・・・あっ、そうですかー。どうりで治らないはずですねー(棒)
この瞬間、私の数年の努力が一瞬で無になりました(笑)
保険適用になった経緯まとめ
・医師の診察を受けた
・診察の結果、後発性太田母斑(ADM)と診断された
保険適用での費用
約3万円(初診料、抗生剤、絆創膏、ハイドロキノン込み/3割負担)。
回数や通院の目安
特に何も言われず、ただ

気になったらまた来てねー
と言われて終了でした。紫外線対策を徹底したおかげか再発せず、1回で終了に。
2回目:自由診療で受けたケース(シミ取り)
1回目から5年後。
その間妊娠・出産・育児を挟み、自分ケアを怠った結果、再びそばかす再発。同じ医院さんで予約しました。
「シミ取りで」と伝えただけで診察なし → 自由診療に
電話で「以前ルビーレーザーでシミ取りしました」と伝えただけで、診察なしで施術へ。
この一言で自由診療に…。
そもそも、1回目が保険診療だったと気付いてなかった私。
「シミ取り」ではなく「ADM治療」で受けていたこと、「医師の診察希望」を伝えていたら違ったかも知れません。
自由診療になった経緯まとめ
・電話で「以前シミ取りした」と伝えた
・医師の診察を希望しなかった
自由診療での費用
事前カウンセリングでショット数をしつこく聞かれ、ふと不安に。前回は聞かれた記憶がなかったからです(そりゃそうだ。治療なので)
でも、ここでも前回と同じ感覚で「目立つところを」と依頼してしまいました。
→ 結果100ショット以上、10万円超え(1ショット880円)!
会計時に手が震えました(笑)笑顔も引き攣っていたと思います!
施術内容は保険診療の時と同じだった
レーザーの施術内容は1回目と全く同じ。違ったのは「診察の有無」と「料金」だけでした。
項目 | 保険診療(太田母斑) | 自由診療(シミ取り) |
---|---|---|
医師の診察 | あり(必須) | なし(希望のみ) |
費用 | 約3万円(3割負担) | 10万円超(1ショット880円×100以上) |
施術内容 | Qスイッチルビーレーザー | Qスイッチルビーレーザー |
メリット | 圧倒的に安い | シミ・そばかすも治療可 |
デメリット | 適用範囲が限られる | 高額負担になる |
両方経験して感じたこと(メリット・デメリット)
保険診療
- メリット:とにかく安い!
- デメリット:医師の診察が必要。そして必ず保険適用される訳ではない。(一部のアザや色素沈着のみ)
自由診療
- メリット:シミ・そばかすなど、保険適用外(美容目的)でも受けられる。
- デメリット:価格が高額。会計時の10万超えの衝撃は今でも忘れられません(笑)
これからルビーレーザーを受けようと思う方へ
まずは保険診療ができる皮膚科で診察を受けることをおすすめします。
保険診療がない美容皮膚科では、本来適用になるはずのアザやシミも、高額な自由診療で施術する事になります。
もし、自分のそばかすやシミが何をやっても治らない・灰色や青みがかっている場合(茶色もあり)は、もしかしたら保険適用になるかも知れません。
もし皮膚科で保険適用にならなくても、シミの診断はしてくれるので、今後美容皮膚科で施術選びもスムーズになりメリットだと思います。
私がもう一度受けるなら?
必ず診察を受けてから施術します(笑)。
保険適用ならラッキーだし、自由診療と言われても費用を事前に把握して、必要な部分だけお願いできるからです。
ルビーレーザー自体は効果を実感しており、信頼できる治療だと思っています。
現在はしっかり紫外線対策とハイドロキノン、そしてiHebで購入しているビタミンC美容液のお陰か、目立つシミはありませんが、まだ数年後に気になったら診察を受けようと思っています!
最後に・・・
以上が偶然にもルビーレーザーを保険診療と自由診療の両方を経験した私の経緯と費用、そして両者の違いをご紹介しました。
これからルビーレーザーを受けてみようかな・・・。でも保険になるのかな?と思っている人の参考になれば嬉しいです。
別記事で実際ルビーレーザーを体験した時の痛みやダウンタイム、そして効果などをまとめてます。日ごとに書いてますので「ルビーレーザー受ける!」と思う方は参考になるかも知れません。
それでは、みなさま本日もお疲れ様です♡
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